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【レクチャーレポート】02
R02:一ノ瀬愛弓
建築家 永山祐子さんに貴重なレクチャーをしていただきました。ドバイ国際博覧会 日本館やJINS PARK、豊島の横尾忠則美術館のリノベーションなどの見て楽しい建築や風や光を感じられる建築、人の動きを考慮した設計、の過程を学ぶことができました。
ドバイ国際博覧会 日本館の設計について、コネクトをコンセプトに環境・文化・持続可能性の共通項を「水」に見い出した点、イスラムの「アラベスク」と日本の「麻の葉模様」の繋がりから日本館のファサードを検討したことで、この繊細で光や水が美しい建築が生まれているのだと知りました。麻の葉模様を立体的にし、幕のある部分を影、幕のない部分を風・光の通り道、幕の有無でつくられる光の強弱など、構造的にも意匠的にも機能しているつくり方に惹かれました。
建築を設計している時に意識していることについて、テクノロジーに合わせて目的を決めるのではなく、目的に合わせてどのような技術が必要なのか、と逆算的に考えていることで自由で美しい設計を行っていけるのだと感じました。
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