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DAY 1
青森県立美術館 / 青木淳
白を基調とした壁面に光の反射を取り入れた、シンプルかつダイナミックな空間に圧倒されました。また、館内が自由動線であることで、階層に合わせた照明の調節、誘導サインなどの展示空間それぞれの細かな工夫を存分に感じることができました。
弘前レンガ倉庫美術館 / 田根剛
焼き色の違う煉瓦や白く塗装された煉瓦、コールタールの黒壁、異素材の調和が絶妙な心地よさを演出していました。改修工事後でありながらも古い煉瓦をなるべく残していることから、コンセプトである「記憶の継承」を実感することができました。
DAY 2
三内丸山遺跡
三種類の竪穴住居の内部は、しっかりと組み木が施され、蔦で頑丈に固定されており、縄文人の技術や知恵に圧倒されました。復元建物のみならず、直径1mの木柱が入っていた跡さえすらも目の当たりにするだけで当時のリアルを感じることができました。
ねぶたの家 ワラッセ /
d/dt, Frank la Rivière Architects, molo design
捩じられたリボン状の鋼板で真っ赤なルーバーにより、正方形ながらも趣を感じられるファサードを演出していました。
A-FACTORY / INA新建築研究所, Wonderwall
6連の三角屋根が並んだ外観だが、内部は開放感があり、機能性や配置計画へのこだわりを感じられました。
国際芸術センター青森 / 安藤忠雄
円や直線といった幾何学形態を自然に溶け込ませる、プロポーションやディテールの作りこみに驚かされました。建物を自然の中に埋没させる「見えない建築」のコンセプトが徹底されていました。
DAY 3
十和田市地域交流センターとわふる / 藤本壮介
開口によって切り取られる空や十和田の街が、白いキャンバスに描かれたアートのようになっており、現代美術の街としての十和田市を象徴する存在になっていると感じました。
十和田市民図書館 / 安藤忠雄
外に配置された花壇がエントランス内部まで続き、外部との連続性を生んでいるのが印象的でした。三角屋根の開口の向きや中庭との関係など、自然光の取り入れ方も学びになりました。
十和田市現代美術館 / 西沢立衛
角度や高さのボリュームがさまざまな形の分棟配置は、展示の場として使われる外部空間を生み出していました。また、ボリュームごとに通路のガラスが直線や曲線が使われており、ディテールまで美しく設計されているところが印象的でした。
八戸市美術館 / 西澤徹夫, 浅子佳英, 森純平
光や展示室、がにじみ出て混ざり合い集まる場となるジャイアントルームが印象的でした。地元アーティストの作品や、自然との繋がりを感じる展示が魅力的でした。
八戸まちなか広場 マチニワ / INA新建築研究所
地域コミュニティの交流の場として親しみやすく、イベントやマーケットが賑やかな空間を生み出していました。開放感のあるデザインと自然豊かな空間が心地よかったです。
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