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DAY 1
広島環境局中工場 / 谷口吉生
グリッドを全部分けた紙のような設計が印象に残りました。壁材、床材の目地が揃っており、ディティールへの強いこだわりを感じられました。
広島平和記念資料館 / 丹下健三
平和記念資料館本館のピロティやそれを構成する湾曲した柱などに、丹下健三がル・コルビュジエから受けた影響が表れていました。平和記念公園を俯瞰で見ると、本館・モニュメント・原爆ドームが一直線上に並ぶという構成の美しさに圧倒されました。
おりづるタワー / 三分一博志
展望広場とそこへつながるスパイラルスロープが特徴的でした。ガラスで閉じられた一般的な展望階とは違い、最上階にもかかわらず大きく外に開いており、その大胆な空間演出に驚きました。来場者が折った折り鶴がファサードデザインになるという独自性も印象的でした。
DAY 2
瀬戸内醸造所 / 菅原大輔
瀬戸内の海と山をつなぐ天井面の傾斜や平面における軸線、山の風景だけを切り取る窓や既存の基礎の再利用など、地域性を重んじた細やかな設計に圧倒されました。瀬戸内にふさわしい心地よい空間体験をさせていただきました。
千光寺頂上展望台PEAK / 青木淳
大きく円を描きながら上がっていく螺旋状の階段は、展望台の上にたどり着くまでの上る過程をも楽しませてくれました。展望台というよりも通路のような細長い展望台は、眼下に広がる尾道の風景をパノラマ的に堪能することを可能にしていました。
ONOMICHI U2 / SUPPOSE DESIGN OFFICE
柱スパンに沿ってお店やカフェが配置されていて、倉庫の中にひとつの街が広がっているような空間が印象的でした。
Ribbon Chapel / 中村拓志
二重螺旋構造の階段が特徴的で印象に残りました。巻きついたリボンが結婚をストーリーとして空間化していて建築の美しさに圧倒されました。
DAY 3
下瀬美術館 / 坂茂
美術館自体がアートとなる建築が特徴的でした。中に入ると枝のように広がる柱が大空間に広がっていて空間の美しさに圧倒されました。
宮島口旅客ターミナル / 乾久美子
屋根の下が半屋外空間として広がり、隙間から橋、海、宮島へと視線の抜けるデザインが印象的でした。また、天井が高く吹き抜けの開放感があり、天井から指す光が特徴的でした。
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